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2024.07.05

OTA以外でできる売上対策とは?-Google検索広告の活用-

予約サイトの売上UPの施策として、まず検討するのはOTA特集の参画やクーポンの利用、それぞれのサイトの広告かと思います。また、手数料の観点から自社を伸ばす手段を考えよう、となった際には公式サイト限定価格や会員プロモーションといろいろな策を検討できますが、自社誘導の対策=自社限定割引、と捉えていらっしゃる施設さまも多い印象です。

今回のトピックであるGoogle広告。Googleの広告って耳にはするけど、種類がたくさんありそう。リスティング、ディスプレイ、YouTubeにローカル検索、どれを使えばいいのかわからない、というのが正直なところ。弊社の施設さまでご利用実績があものは「リスティング(検索)広告」と呼ばれるもので、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに応じて表示される広告で、その特徴から検索連動広告とも呼ばれています。

SEO対策は効果はあるものの、コスト面や自然検索で上位になるまで時間を要するなど、”今対策をしたいのに”という希望に合わないことも多いですが、リスティング広告であれば出稿したタイミングからユーザーにアプローチが可能です。

Googleの検索エンジンの世界でのシェアは24年7月の時点で91%、国内シェアでも76%と非常に高く2位のヤフーに大きく差をつけています。

Google検索広告のメリット・デメリットは以下のような内容です。

メリット

見込みユーザーへのリーチ力
→日本におけるGoogleの利用者数は、1日あたり約1億2,000万人(2021年時点)に上ります。
Webサイトの中で最も利用者数が多く、検索エンジンのシェアでも約76%と高い状況です。

高精度なユーザーの属性設定
→配信する地域や日時・デバイスの他、ユーザー属性や趣味趣向、検索キーワードなど、あらゆる条件を設定可能です。
高いユーザーに絞って配信すれば、費用対効果や成果の向上も期待できます。

少額から出稿可能
→管理画面で1日の上限予算が設定可能なため、「想像以上に広告費を使ってしまった」ということも防げます。

広告の効果・実績をデータとして残せる
→実績に基づき設定を変更できるので、〇月は少なめ、〇月は金額を増やす、など調整が可能です。

・配信状況に合わせ設定を変更できる
→管理画面で予算金額の変更や広告の修正・差し替え、配信停止などがいつでも行える仕様になっています。

デメリット
クリック単価
→観光名所の近くや宿泊施設が密集するエリアのキーワードなど、状況によりクリック単価が高くなることがあります。

競合の存在
→人気のあるキーワードでは、競合が多いため広告が目立ちにくくなることがあります。

成約が保証されているわけではない
→広告から公式ホームページに入ったとしても、最終的には個々が使っているOTAサイトから予約されることも多いためです。

定期的な設定の確認・見直しが必要
→宿泊施設の場合、季節ごとに適切なキーワードが変わることも多いです。
キーワードの選定、広告文の見直し、広告費の調整など、管理ができる人材が必要です。

Googleのアルゴリズムの変更
→ユーザーの検索キーワードから求めている情報を正しく表示させるために、検索エンジンが検索順位を決めるルールが定期的に変更されます。(詳細は公開されておらず、通知などはありません)変更があると表示順に影響を与える場合もあります。

弊社関与の施設さまでは、広告を利用開始して以降、月の取り扱い額が前年対比で倍以上になったケースもあります。(数百万円のプラスとなりました)OTA以外で何かできないか?と思った際には、ご検討いただくのもよいかもしれません!

弊社ではOTAの集客強化のご支援、撮影をし直す際のカメラマンの手配、DM等クリエイティブ支援など幅広く対応しております。国内外のOTA等を活用した集客を今後ご検討・注力したい施設様、現在活用しているサイトの改善をご検討している施設様など、WEB集客のお困りごと、ご支援への興味がございましたら気兼ねなくご相談くださいませ。